東北公益文科大学国際学部への期待ーー「菅原道真型教員の皆様へーーまず知るべきは、おじさん・おばさんが配布する東北公益大学の新設学部PRチラシなど、受け取る通行人は少ないこと
文部科学省大学設置分科会による審査結果が公表されている。以下の通り。
やはり文科省の懸念は、5か所に渡る
*入 学者数等の状況に応じた収容定員の適切な規模に ついて不断の検討を行うとともに、必要に応じて 定員の見直しを図ること
の一点。
少子化の日本において、酒田市に設置された新学部の学生募集は誰しも懸念される。その懸念対策として、公立大学化へのシナリオを描いていることは周知の事実。
だから、文科省もこの程度の指摘に留めたに違いない。しかしながら、苦難の道は続くだろう。秋田国際大学のように、初代学長中島嶺雄先生の強力なリーダーシップとビジョンとグランドデザインを、東北公益文科大学の先生方はお持ちだろうか。
文科省の審査に見る通り、東北公益大学新学部の設置構想は陳腐であり、しかもすでに時代遅れ。20世紀の内であれば、なんとか新鮮味もあっただろうが、日本国内に限らずアジア全体ですでに中短期海外研修Programは当たり前で、申請書を人づてにお聞きする限り、「今さら」という感もなくはない。
だから、どうする!!
だから、学生確保は大丈夫??
と文科省の親切さは冴えわたる。
しかし大事なのは、オール教職員による学生確保。東北全県の高校訪問・勧誘、駅頭・街頭でのチラシ配り(全教員は山形駅前・仙台駅までなど)、オープンキャンパスへの人寄せなどなど、民間企業であれば当たり前の企業努力がなされているだろうか。
まず知るべきは、おじさん・おばさんの教員が配布する東北公益大学の新設学部PRチラシなど、受け取る通行人の少なさを実感すること。それなくして、大学は強くなれない。
噂ではプライドだけが高い先生が多いそうだ。「自分は学者だから広報活動などはムリ!!。学生募集の職員一任」だと避ける方がおいでであれば、未来はない。そうした教員に限って、研究業績は少ないし、顕著な研究論文も見当たらない。他の学部の教員の研究業績を拝見したが、
*2頁のエッセイや論文目録なども研究論文に含めている
のに驚かされる。ちなみに文部省の指摘の中に、
>>監事監査において教学監査を実施していないこ とから、今後の監査に関する計画(監査項目及び 実施体制等)を作成し、計画どおり着実に実施す ること。
の文言は、研究活動の乏しい教員の少なさに呆れ、発奮して研究・教育・地域貢献に精進するようにという文科省式激励。
さて年齢の高い先教員、学部開設と完成年度だけのお飾り教員、外国籍の教員、そして東北公益大学を給与だけの「糊口の場」と考えてきた国内外の教員、さらには酒田を一時滞在地と考え、いつかは東京・首都圏・関西圏へ帰りたいと願う「菅原道真型教員」などなど、この時代、さらに高給で、待遇の良い大学の職などはありません。
よほどのマスコミ向けのタレント性や話題の著作を上梓するとか、あるいは強力なコネを使った政府委員を歴任するなどがなければ、それは絶対にムリ。
*職があるだけ、幸い
だと考えて、必死になって学生募集に東奔西走なさってください。
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東北公益文科大学国際学部 国際コミュニケーション学科 入 学 定 員 40人
○本学部の設置の必要性において、「英語に加え て、それぞれの言語や文化的背景に配慮し、相手 の考えや感情を理解しながら円滑に意思疎通を図 る『多言語能力』が求められている」と説明して いるが、「多言語能力」は一般的に言語能力に関 する素養を想起させる表現であるため、学生や社 会一般に向けて周知する際には、言語以外の ミュニケーションも含むことが適切に伝わる表現 に改めることが望ましい。
○「外国語科目」区分の「多言語科目」に授業科 目「日本語教育とやさしい日本語」及び「日本手 話」が配置されているが、当該科目は外国人が日 本語を学ぶことを目的とする授業ではなく、日本 人が多様な外国人にとって理解しやすい日本語や 日本手話を学ぶ授業であると見受けられるため、 科目の趣旨・目的を学生が誤認することがないよ う、科目区分の見直しを含め、適切な周知に努め ることが望ましい。
○授業科目「海外探究型実践プログラム」につい て、「テーマ2(国際会議)」では、「国際社会 の実情を踏まえた上で、国際社会における公益の 実現に向けた構想力を培い、実際にそれを行動に 移すことのできる素養を身につけるために、実際 に国際会議に参加して討論を行う」ことを計画し ているが、一般的に学士課程段階の学生が国際会 議に参加して実質的な討論に加わることは困難な 場合が想定されることから、学生が目的をしっか り認識した上で国際会議に参加できるよう、どの ように参加し、何を行うのかを具体的に明示しつ つ、適切な周知に努めることが望ましい。
○本学部の設置の趣旨を踏まえ、学生の希望に応 じて、英語圏以外の留学先の充実や長期留学の設 定など、海外留学プログラムを充実することが望 ましい。
○学生確保において、入学前の学生における海外 留学に関するニーズの把握に努め、海外留学を必 修としていることが優位に働くよう学生のニーズ を踏まえた学生確保の方策を検討し、学生確保に 努めること。
○教育にふさわしい環境確保の観点から、アド ミッション・ポリシーを踏まえた適切な入学者選 抜の実施に留意しつつ、設置計画における収容定 員に見合った学生の確保に努めること。また、入 学者数等の状況に応じた収容定員の適切な規模に ついて不断の検討を行うとともに、必要に応じて 定員の見直しを図ること。
○完成年度前に、定年規程に定める退職年齢を超 える基幹教員数の割合が高いことから、定年規程 の趣旨を踏まえた適切な運用に努めるとともに、 教育研究実施組織における教員編制の将来構想に ついて着実に実施すること
○令和5年度、令和6年度中に開催された評議員 会の実出席率が低いことから、実出席を増やすよ う努めること。 【助言事項】
○令和4年度から完成年度にかけて、法人全体の 基本金組入前当年度収支差額がマイナスの状態と なっていることから、収支均衡を前提とした中長 期的な財務計画の策定・実行など、経営基盤の安 定確保に取り組むこと。 【助言事項】
○財務状況に関する比率の推移が近年悪化傾向に あることから、経営基盤の安定確保に取り組むこ と。(経常収支差額比率、流動比率、繰越収支差 額構成比率) 【助言事項】
○監事監査において教学監査を実施していないこ とから、今後の監査に関する計画(監査項目及び 実施体制等)を作成し、計画どおり着実に実施す ること。 【遵守事項】
○長期的かつ安定的な学生の確保に資するため、 新設組織に対する社会的なニーズを客観的な根拠 に基づき分析するなどして、戦略的な学生募集活 動に取り組むとともに、学生確保の実態を踏ま え、法人運営や教育研究等へ与える顕在的・潜在 的なリスクの把握、分析を不断に行い、財務計画 の見直しや学生確保の取組の改善を機動的に行え る態勢を整えること。 【遵守事項】
○関係法令の遵守及びガバナンス機能の強化等、 理事長をはじめとした構成員が果たすべき役割
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